変わるきっかけを作る

教会

身内を亡くすと、早かれ遅かれしなければならない作業に、遺品整理があります。故人が日頃使っていた物や、思い出の品など、まとめると結構な量になります。 住宅事情などから、できるだけ減らさないといけないことが多いですが、故人のことを思うと、全ての物が捨てづらくなってしまうことも少なくありません。心の整理がなかなかできない間は、心理的にも苦労する作業になります。 そこで、故人を本当に偲べる代表的な品だけ選び出して残しておく方法があります。写真や、趣味としていた絵画や盆栽など、いつも故人をそばに感じられることができる物を選ぶのです。また、処分しなければならない物に関しては、お焚き上げをするなどして供養することで、心の整理をすることができます。

このように遺品整理は、精神的にも肉体的にも大変な作業になってしまう可能性があります。そこで、持ち主が生前に自ら主導して、遺品整理を行っていくことも考えます。 それは、年老いてからいっぺんに、というわけではなく、日々の生活の中で物をためない癖をつけるということです。ともすれば、いつか役に立つだろう、というような考え方になり、どんどん物をためていきがちです。しかし、こうした種類の物は、結局使う機会なく収納スペースを占領するだけの結果になってしまいかねません。そこで、本当に必要な物だけを置いておくようにし、今必要のない物は、捨てる、売るなど思い切って処分してしまいます。 本人が生前からこうした作業に関わることで、身内が遺品整理で迷うこともなくなり、負担をかけることもなくなるのです。